p5play は、コンピュータ・サイエンスの教師陣によって、初心者でも直感的に使えるように設計され、いまや世界中の学校や大学で大人気です。みなさんも p5play を学んで、コンピュータ・サイエンスのスキルをレベルアップ!
わからないことが出てきたら、私たちの p5play Discord サーバに参加して、インタラクティブアートやゲームの制作者たちによるコミュニティメンバーに、直接質問してみましょう。
p5play は、 AGPLv3 ライセンスの下、無料で利用できるオープンソースプロジェクトです。
PRO メンバーになると、限定コンテンツがアンロックされ、p5play プロフェッショナルライセンスを取得できます!
「昨日、新しい p5play (v3) を見ていて、久しぶりに試してみました! まさか物理挙動が組み込まれていただなんて。これで何本か動画を作ってみたくなりました。実に素晴らしい成果です。このような形でコミュニティをサポートしてくれて、ありがとうございます!」
「p5play ライブラリは、生徒へのゲームデザインと開発の入り口として、有益な教材であることが実感できました。カスタマイズ可能な多くの機能、十分に文書化されたドキュメント、使いやすい API によって、生徒の年齢やスキルレベルを問わず利用できることから、私たちはゲームデザイン夏期講習に、このライブラリを採用しました。
このライブラリには多くのメソッドとプロパティが含まれているため、受講生は自分たちのゲームのアイデアを、コードで素早く実現することができます。これらのゲームは、基本的なキャッチャーゲームから、複数のステージや難しい機能を持つゲームまで様々です。
十分に文書化されたライブラリのドキュメントに加え、p5play は、生徒と教師のコミュニティに対する多大なサポートとインスピレーションを提供しています。これには、生徒がライブラリのさまざまなプロパティやメソッドを実際に触って試せるインタラクティブな学習ページ、年 3 回の Game Jam イベント、多くの素晴らしい情報やサポートを得られるチャンスに満ちた Discord チャンネルなどが含まれます。
私たちの Girls Who Code チームは、ゲーム開発に興味がある人すべての人に、このライブラリを強く推奨します。この夏、生徒たちがこの素晴らしいライブラリで作った全てのゲームを見ることが楽しみです!」
「最近、Quinton さんと一緒に働く機会があり、 p5play ライブラリを徹底的に調査しました。 ビデオゲームデザインは、プログラミングプロジェクトに学生を引き込むための素晴らしい入り口であり、同時に p5 でのオブジェクト指向プログラミングの仕組みを紹介するものです。 うちの生徒がどんな成果物をこれで作るのか、見るのが待ちきれません!」
「『学ぶ』のページがとくに素晴らしい。スプライトの重要なプロパティに対するクールな解説は、読むほどにいっそう引き込まれるようです。ソースを少し掘り下げてみるとたところ、 [p5play v3] は以前のバージョンの魅力の多数が引き継がれていることがわかり、すぐに使いこなすことができました。」
「オブジェクト指向プログラミングの学習用教材として、 p5play を中心とした単元を、私が受け持つ『コーディング技法およびゲームデザイン』のカリキュラムに加えました。生徒たちはすぐに、スプライトやグループといった概念を身につけ、 p5play が備えるインタラクティブな挙動に夢中になっていました。ゲーム制作を通して、生徒たちはプロパティやメソッドへの理解を深めるなかで、知らず知らずにオブジェクト指向プログラミングの中核となるいくつもの概念を学習していました。
生徒たちは p5play ライブラリを使って熱心にゲームを作り、その出来栄えに大変興奮していました。 p5play を取り入れて以来、生徒たちは授業をより理解するようになり、なかには自発的にコードを書く生徒も出てくるようになりました!」
「私は数年間、中学校のコンピュータ・サイエンスの授業で、 p5play の派生版を使ってきました。以前もそれなりに使えましたが、あなたによるバージョン 3 の出来のよさとは比べ物になりません。実に素晴らしい! コードの背後にある数学や物理のすべてを知る必要がなくなったことで、初級の生徒でも問題なく、基本的なコーディングの概念を学べるようになったからです。さらに、ライブラリのすべてに一貫性があり、合理化されているので、新機能を理解するのも簡単です。加えて、わかりやすい例がたくさん掲載されている、新しいウェブサイトも驚くべき出来です。私が上級の生徒たちを直接 p5play のウェブサイトに案内すれば、彼らはサイト内を歩き回るだけで、望むままの制作が可能となっているのですから。あなたのご尽力に、心より感謝いたします!」
「 p5play は、私たちのカリキュラムに大いに貢献してくれました。オブジェクト指向プログラミングの学習において、より独創的な手法を模索することができ、生徒への課題を作成する際にも欠かせないものとなりました。
p5 と p5play を導入して以来、生徒の増加率は 100 %を超え、生徒の学習にも大きな効果が出ています。 p5 と p5play をカリキュラムに導入することを強くお勧めします。私たちは現在イギリスで、より多くの学校がカリキュラムに p5play を導入できるよう、ビデオチュートリアルの特別シリーズを開発しました。」
「 Quinton 、こんなすごいものを本当にありがとう。今回、正確な物理シミュレーションを導入してくれたおかげで、できればまた授業で p5play を採用したくなったよ!」
「とにかく、 p5play はどんなにオススメしてもしきれません。 p5play は、複雑なゲーム開発ソフトウェアを学ぶことなく、拍子抜けするくらい簡単に、僕のゲーム開発スキルを次のレベルに引き上げてくれました。ベテランの開発者であれ、駆け出しの開発者であれ、 p5play はみなさんの工具箱に必携のツールであることがご理解いただけると思います。」
「グラフィカルなプログラムの作成なら、 JavaScript の ライブラリ p5play を使うほうが、 Python を学ぶよりもずっといいですね。自分の書いたコードが画面上のどこに影響を与えているのか、その場でわかりますから。」 - Wyke 大学・学生
「p5play を学ぶことで、ゲームを作るのがとても簡単になり、コーディングに興味を持つようになりました。作業の時間はより短く、より楽しくなりました!」 - Wyke 大学・学生
「Python で Tkinter を使用していましたが、基本的なアプリケーションの作成には便利でした。でも、今は p5play を使って、興味深く実践的な、はるかに高度なゲームを作ることができます。」 - Wyke 大学・学生
p5play に関するあなたのレビューをinfo@p5play.orgに送ってください
私、 Quinton Ashley (クイントン・アシュリー)は、ゲームデザインに情熱を燃やすコンピュータ・サイエンスの教育者で、 7 年の指導経験があります!
p5play は、とかく抽象的に陥りがちなオブジェクト指向プログラミングを、具体的に扱えるよう工夫されています。例えば、スプライトと呼ばれるゲームオブジェクトのプロパティを変更すると、すぐに視覚的なフィードバックが得られます。
p5play は、すでに教育現場で普及している p5.js ベースのカリキュラムに、スムースに組み込む事ができます。
また、特別なゲームエディタを必要としないため、学生はテキストベースのコーディングスキルを習得できます。
p5play は優れた設計と、ドキュメントを備えています。「学ぶ」ページ は、インタラクティブなコードサンプルや演習が満載の、無料のリソースです。ぜひチェックしてください。
どのエドテック(IT 教育)企業も、自社の「簡単で楽しく使える」ソフトウェアが、学生の「クリエイティビティを刺激する」とうたっていますが、たいていは単なるセールストークに過ぎません。
もしこうしたプラットフォームが本当に「楽しく」、「クリエイティビティを刺激」してくれるのであれば、学生たちがそれらを学校の課題をこなすためだけに使っているだなんて、おかしいと思いませんか?
p5play は、授業の課題をこなすだけ道具に陥ることなく、ゲームデザインの技術をより身近なものにします。学生のみなさんがその基本を学ぶことで、次のステップに進む足がかりになるものだと、私たちは信じています。
学生のみなさんが実際に p5play で作った素晴らしいゲームの数々を、ぜひチェックしてください。
Scratch は 8 歳から 11 歳の生徒にはぴったりですが、それ以上の年齢の生徒の、高い期待を満たすには、 Scratch では不十分です。
最大の問題の一つは、 Scratch には組み込みの物理エンジンがないことです。つまり、 p5play ではあっさり作れる、例えばボールが斜面を転がるようなものでさえ、 Scratch のブロックベースの開発環境では多くの計算が必要で、実装がとてつもなく面倒になるということです。
Scratch のウェブサイトで紹介されているゲームは学生のインスピレーションを刺激してくれますが、実際には極めて忍耐強い大人が作ったものです。もし生徒が本当に Scratch で印象的なゲームを作ろうと決意したら、おそらく YouTube のチュートリアルを 20 時間かけて模写するはめになるでしょう。 p5play を使えば、生徒はより速く、より少ないストレスで結果を得ることができます。
企業がゲーム開発技術を独占するべきではありません! p5play は、学生、教育者、インディーの開発者が、ゲーム開発技術をより利用しやすくするために作られました。
インターネットの黎明期、 Adobe Flash のおかげで、日曜プログラマがゲームを開発し、共有し、プレイヤーを集めることがかつてないほど容易になりました。しかし、Flash が時代遅れになって以来、ゲームはより商業化されました。 Meta(Facebook) や Apple などの企業は、アイテム課金やガチャに毒されたゲームを大々的に宣伝しました。これらは利益を最大化するために設計されたメカニズムです。日曜プログラマは置き去りにされました。今、ゲーマーたちは搾取されることにいいかげん嫌気がさしており、独創的で、しかし洗練されたコンテンツを求めています。
Roblox 、 Minecraft for Education 、 Fortnite などが、若い開発者たち向けにゲームモードの自作やその反響をシェアすることを許可しているのはそのためです。こうした仕組みは一種の開発プラットフォームとなり、膨大な潜在的ユーザーを約束しますが、卑劣にも、そこは表現の自由を制限し開発者を搾取する「壁の中の庭」なのです。これらの企業は定期的に、自社に都合の悪いコンテンツの削除やユーザーのシャドウバンなどを、説明や救済措置なしにやってのけるのです。また政治的なメッセージを明確に禁じており、ゲームの寿命を数十年も延ばして収益を挙げ続けようと、論争の余地のない無難なコンテンツだけを求めているのです。
しかし、バーチャルワールドやゲームシステムは、アーティスティックな表現のパワフルなツールです。若いゲームデザイナーは、企業の制約を受けることなく、いつでも自由に p5play を使えます。
「最良の物があれば十分である」 - レゴの創業者 Godtfred Kirk Christiansen
p5play は、 Scratch と、 Unity のような本格的なゲームエンジンとの間の隔たりを、ぴったりと埋めるために作られました。本格的なゲームエンジンは初心者には複雑すぎ、一般的なコンピュータサイエンス教育に使用するには特化しすぎているからです。
p5play はオープンソースで、マルチライセンスです。 AGPLv3 の条件下でのみ無料で使用できます。
p5play を無料で使用可能な事例には、以下のものが含まれます:
通常、教育機関での教材や、商用ゲーム開発者による使用には、プロプライエタリ・ライセンスが必要です。くわしくは有償プランまたは教えるのページをご覧ください。
まずは 「プレイ」ページで紹介されている、学生のプロジェクトをご覧ください!
また、 OpenProcessing の @quinton-ashley や、 p5play's community Discord の #share チャンネルで、みんなが p5play で何を作っているのかチェックしてみましょう。
p5play (バージョン 3 )の作成に貢献してくれたすべての人に大きな感謝を! 😄
p5.play (バージョン 1 )の作成者である Paolo Pedercini は、このプロジェクトを引き継ぐことを私に任せてくれました! molleindustria.org
Box2D 物理シミュレータの作成者、 Erin Catto。 box2d.org
p5play の裏で使用されている Box2D の JavaScript 移植版 planck.js の作成者、 Ali Shakiba。 piqnt.com/planck.js
現在のコントリビューター: @Tezumie、 Oliver Zell、Caleb Foss、そして Bobby S。
テスターとバグレポーター: Raj Raizada、 Nathan Anil、 Chayarat Wangweera、 Zhiyuan Guo、 Aarnav Gupta、そして Carter Noa。
まず、子供の頃に私をコーディング教室に入れてくれた両親へのサポートに感謝したいと思います! また、応援と激励をくれた妻の Victoria と娘の Luna にも感謝します。 💞
加えて、デジタルノマドに延長ビザを与えてくれたコロンビア政府 🇨🇴 の Gustavo Petro に感謝します。もし私がまだアメリカに住んでいたら、 p5play は存在しえなかったでしょう。アメリカ暮らしでは、このような情熱的なプロジェクトに、長い長い時間を費やす余裕はありませんでした。